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パサ小説パート2(後編)
昨日からたらたらと書きはじめて…またしてもにらにらと執拗にやってったらえらい長くなってしまいました…。
なんかお待たせしちゃいました?はあどうもすみません。ご期待どうりのエロエロエロエロな後半です。どうぞ。










■invincible(後編)

 




思考は兎も角、体だけはとりあえず任務から解放され、サイトーはパズが指定したホテルの部屋に入ると、少々面食らう。

 70平米程度の広さに壁面や家具は落ち着いた木彫で、モダンな和風の雰囲気で統一され洗練されたその空間はスイートか?という佇まいだ。
 パズはこんな事に稼いだカネを垂れ流しているのか…阿呆だな…などと思いつつクローゼットを開けると奴の私服と思われるスーツとアタッシュケースがひとつ。その中にはタクティカルナイフが標本のごとく整然と並べられていた。

 サイトーはそのうちの一本を拝借するとクローゼットを閉めベッドに転がる。ナイフなど特に興味もないが何かで気を散らして時間をやり過ごしたかった。
 
 手にしたナイフは折畳式のオートマチック。片手で開閉可能なもので、刃先は10センチ程度。チタン素材のハンドルがひんやりとサイトーの手に凍みる。ブレードは高硬度ステンレス…ATS-34か…実用的だ。

 パズとは体の関係だけで、職場の同僚であると言う事以外は何も知らない。だが持ち物は雄弁にあの男の事を語っている。  
 無駄が無く、実用的。フォルムもシャープで洗練されている。
 
 キザなヤローだと独りごち、暫くナイフを弄ぶとそういう気分に気持ちが傾き、ナイフを畳んでサイドテーブルに置くとサイトーはおもむろにズボンのべルトを外し下着の中へ手を入れてペニスを弄り始める。

 このところ激務続きでパズともごぶさたな状態だが、最近は自分で抜こうと思ってもストレスか、はたまた加齢のせいか硬度が思う様に得られず、最後までいけないで眠りにつくというパターンが続いている。

 『ただの人間でしかない自分』という究極の絶望感に追いつめられた精神状態の今の自分なら逆に…奴との性交で果てしなく狂えるのではないか、という期待と不安が入り交じる。
  
 だが気持ちの昂りとは裏腹に、断続的な雨音の心地よさが意識を朦朧とさせていく。
 
 サイトーはうとうととそのまま眠りについてしまった。 
 
 
 
 ーーーーーーーーーどのくらい眠っていたのだろうか、サイトーは開けてくれと電通を送ってドアをノックするパズに起こされ、寝ぼけた頭で乱れた服を正しながら入り口のドアへ向かう。時計を見ると2時間程熟睡していたようだった。
 
 ドアを薄ら開けると事情聴取からあっという間に解放されたと思われるパズの得意げな顔が現れる。どうやらゲイルとやらはパズの言った通りの間抜けな男だった様だ。
 
 半端な開きの狭い隙間にするりと体を滑らせドアを後ろ手で閉じるとサイトーと二人きりになったパズはまるで世界を手に入れたかの如く満足げな様子で、出迎えたサイトーに両手を広げて見せ自分よりひとまわり小さいその体を抱擁し腰に手を回して口づける。

 「…不思議でならねぇのは…」 
 パズの唇から離れたサイトーの唇が至近距離で呟く。
 「てめぇのやり方で…俺の事を簡単に手に入れられると本気で思ってやがるとこだ。」  
 パズは構わずサイトーの首筋から鎖骨へと唇を這わせながらサイトーの服を器用にはだけさせていく。
 「俺は…誰のものにもなら…ぇし…あ……っ…気安く…触ん…じゃね………」
 言葉とは裏腹にサイトーの体は徐々に快感へと身を委ねていく。
 サイトーの露出した胸元に、腹筋に…さらにパズの口づけは下へ下へと降りていく。  
 パズは立ったままのサイトーの前に膝をついた状態でサイトーのベルトを外して下着ごと皮のパンツを膝の辺りまで剥いで、露になった男の欲望の中心に辿り着く。
 半勃ち状態のそれに口づけながらゆっくりと薄い唇で愛撫していくと焦れたサイトーはパズの髪に指を絡め催促するように頭を撫で回す。
 促されるままパズは音を立てながら自らの口腔内にサイトーのペニスを飲み込ませていく。
 サイトーは、ああ…と声を上げると天を仰いで喉を弓なりに引きつらせながら腰を使ってパズの喉を犯していく。さざ波の如く寄せては引いていく快感が背筋にまとわりつく。
 だが危惧していた通り、それは容易に完全体にはなってくれない。
 
 パズは唇を離してニチニチと手でそれを扱きながら「どうした…いけねぇか?」と、半分冗談めかして煽る。 
 サイトーは荒い息をつきながらお察しの通り…と伏し目がちに残された右目で自嘲ぎみな笑みを作る。
 「繊細だな…生身のスナイパー…」
 そう言い終わる前にパズは濡れた唇を拭いながら立ち上がり、サイトーの体を軽々と肩に担ぎ、部屋の奥のソファまで運ぶと手荒に放った。
 ソファのスプリングの反動で仰向けの体を揺すられつつパズがズボンを下ろして己の猛ったペニスを露にするのを眺めながらサイトーはわざわざ立派なベッドがあるのに何故ソファか…と悪態をつく。
 パズはそれに答えるでもなく人の悪い笑みを浮かべて四つん這いになれとサイトーの耳元に優しく息を吹きかける。
 魅惑的な誘いにサイトーの体が自然と従う。 
 今にも溢れそうなパズの昂りは涎を垂らした狂犬病の犬の如くカウパーで糸をひいた。それを何の前戯もないまま強引にサイトーのアナルに捩じ込む。
 予期せぬ突然の侵略にサイトーは思わず悲鳴をあげる。 
 パズは勃起不全状態のサイトーに当てられてしまった様だ。
 原因は昼間の少佐か…それ程怖かったのかと勝手な事をのたまいつつサイトーの腰を捕らえ行為に没頭していく。
 サイトーは内臓を下から鋼鉄で貫かれる様な苦痛に耐えながら昼間の少佐の姿を脳内で再び思い描く。
   
 ーーーーーー怖い…か、確かに自分は畏れているのかもしれない。
 人殺しの道具に特化した完全義体は今日日珍しくなどないが、あの女は人知を超えた神が作りたもうた芸術作品だ。 

 相手の心を読み合う駆け引きなどというものに芸術性などない。
 気がついたらいつの間にか懐に入られて殺られている…。それこそがあの女の唯一無二の真価。 
  
 そう思考していくうちにパズは少佐に似ている…と思い至る。
 知らぬ間に人のベットに潜り込み、100年前からずっとそこに居た様な風情でサイトーの性を貪りつくす。
 
 サイトーはいきなり限界まで固くなり充血する欲望を感じ、獣さながらの体位であっ…あっ…と濡れた声を漏らし、パズの動きに合わせて腰を使う。
 大々的にはだけたシャツが肩のあたりで揺れながら撓み、弓なりに反った背中に汗が伝い高揚した肌がしっとりとパズの掌にフィットする。

 パズはサイトーの変化に気付いて着たままだった上着やシャツを手早く脱ぎ捨て、サイトーのシャツも手慣れた様子で取り剥ぎ、ペニスをサイトーのアナルから引き抜いてサイトーを仰向けにすると正面から体を密着させてきつく抱きしめ、愛おしそうに深い口づけを託す。

 いいところで引き抜かれてしまったサイトーはいいからはやく…と続きを催促する。  

 急いで進みたくない、急げばその場に留まりたくなる、とパズはこの状況下で最も理不尽な戯言を吐いて一層執拗にサイトーの舌に舌を絡めてきつく抱擁する。 
 サイトーは倒錯したパズの情動に脳内でアドレナリンが分泌していよいよ気持ちよくなるのを感じる。この男との性交に酔うのは飢えを満たすだけではないなにか特別な時間を共有しているような不思議な感覚が呼び覚まされるせいだと思う。
 
 雄同士という、遺伝子に反した行為であるにも拘らず遺伝子に刻まれた最も根源的な死と生、絶望と再生という表裏一体の壮絶な世界を一晩で体験させられるような、そんな性交をパズとは共有してしまえる。
 
 パズは体を密着させたままサイトーの下唇を軽く甘噛みしながらお互いの滾ったペニスを一緒に握り込んでゆるゆると優しく刺激する。 
 サイトーはパズの首に両腕をまわし息を荒げて快感の階段を登っていく。
 パズがそれに答えるよう再びサイトーのアナルにペニスを浅く挿入してサイトーの前立腺辺りを優しく刺激してやると穏やかな波のごとく押し寄せるオルガズムにサイトーは押さえ様のない嬌声と共に痙攣したペニスから惜しげもなく欲望を迸らせた。
 パズも絶頂を迎え収縮を繰り返すサイトーのアナルにさらに深く挿入すると限界を迎えサイトーの中に容赦なく欲望を放った。
 


 翌朝、まだ日が昇りきらない時間にサイトーがベットで目を覚ます。昨晩はひとしきりソファで盛り狂った後、ベッドに二人潜って再びお互いを求め合いながらも途中で眠ってしまったようだ。
 サイトーはベッドから離れシャワーを浴びて昨晩のなごりを一切洗い流すと普段の顔に戻った。
 タオルでぞんざいに体を拭いて点々と散らかった服をひろいあげては身につけていく。最後に靴がベッドサイドに転がっているのを見つけるとベッドに腰を下ろしてそれに足をつっこんだ。
 パズが起きる気配を感じ振り返るとパズは初めて泊まったな、とサイトーに口づけようと手を伸ばす。サイトーはそれを払いのけて立ち上がり、
 「生身の人間だからな…疲れて眠ってしまう事だってある。」
 と戯けてみせ、身支度は済んだとばかりにさっさとホテルの部屋を後にした。
 外はまだ雨が降り続いていたが昨日の陰鬱さとはうってかわって爽やかな空気に感じられる。
  
 ーーーーーーただの生身の人間だからこそ…憑かれた様に頭を支配していた暗雲が性交ごときで奇麗に洗い流されてしまうのだ。有り難い事じゃないか。
   
 サイトーはタクシーを拾ってそのまま9課ビルへと向かう。

 電通を使って車内から当直のバトーにトグサの様態を伺うと、どうやら手術は成功して回復に向かっているとの事。
 サイトーはそうか、と安堵の息をもらした。




■完

«おはよう。

パサ小説パート2(前編)»

Comment

ごちそうさまです~!
いやはや、「生身」のサイトーさんのおいしさを改めて実感しました・・・。相変わらずパ様渋格好いいです!ごちそうさまでした///
Posted by ちぃ山 #szTeXD76   2010/05/28 21:40
おそまつさまです~。
生身だからといって30代で○○不全はやりすぎ?とか思いつつおっさん故の悲哀も大好物なのでねつ造しました♪
 
パズさんは…少佐に似ているとかw好きすぎて盲目フィルター…寝技(笑)はテクでなくハートなんだよ!っていう…雰囲気美人な人。そんなイメージのパズさんです。

Posted by takao #-   2010/05/29 11:51
ふふ…
↑コメント、○○不全の伏せ字部分をふつうに打ったらスパムと判定されて書き込めなかったw
Posted by takao #-   2010/05/29 11:54

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